【メガネ職人冥利に尽きる時】
瞼が下垂されてる方の視力を測る時に
最新のオートレフという先端技術を集結した他覚的(お客様の見える見えないの答えなし)にこの方の度数はこのくらい?っていうコンピュータ測定では
もう少し大きく目を開けてください!なんてことに多々なりますが
下垂のある方の場合にこの”大きく開けてください”というのが大きな過ちとなることも多々ある事を知らないメガネ屋さんも多く
(メガネ雑貨店はもちろんこの中に入れてません)
そんな時に役に立つのが超アナログな写真左のスキアスコープという眼鏡業界の古典芸能的な機械。
被検者の眼に入れた光の反射を検者の目で読み取るという技。
かれこれ40年毎日当たり前に使っていて
オートレフから出てくるプリントと装用して全く違う数値となった時はメガネ職人で良かったと感じる瞬間です。
そろそろ当店店長阿部も10年以上使っており、この気持ちがわかって来る頃でしょう。
写真は以前のそんな時のもの