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3年ぶりにタイ王国JTO-VG活動参加のご報告②

JTO-VG 2日目はワットパグナム寺院です。

ここは、初回よりお世話になってるピーチャイ師が筆頭副住職を務めるお寺、つまりこの活動の拠点となってる寺院です。ほんとうはもっともっと田舎の村での活動のほうがメガネなんてかけた事ない方が多く、皆さんのよろこび、笑顔、そして私たちの感動も大きいのですが、ピーチャイ師のお顔をつぶすわけにもいきませんよね。

覚えた「アユ・タオライカ~」・・・御歳は御幾つですか?を昨日通訳さんと確認し、今日も連発!この動画の撮影時には上手く通じたようです(笑)

この日も午前、午後とも度数を決める役割でしたので150人ほどにタイ語で話しかけた事になりますが、1回で通じたのは7割くらいでした。

タイのお寺のメガネボラアンティアではまず最初にお坊さんの対応から始まります。さすが仏教国、どのような方もお坊さんを崇めてます。ただ最近尊敬されないお坊さんの振るまいが時々ニュースのネタになるそうです(笑)

余談ですが、今回お手伝いいただいたタイの学生ボラアンティアさんたちのお年寄りを大切にする行動、振舞いや言葉(言葉はわかりませんが(笑)優しい語りかけなのは通じます)にも感心させられました。

さて、お店では以前のメガネの度数はレンズメーターで測定しますが、それがない現地では、見本のメガネを持ち、対象物を決めて像の大きさを合わせてのその値を得ます。これも5回の経験で得た知恵ですね!

 

親分たちとの一コマ

お昼休憩の時に待ってくれている皆様とスキンシップ!!とてもフレンドリーで私を受け入れてくれます。このあと二時間お待ちくださり感謝です!!2日目にお配りした数は知らされてませんが、本日帰国組もおり最終時間が決まってましたので、昨日よりも少々少ない数であったかもしれませんが、2日目もボランティアスタッフの総力を出し切りました。

今回つくづく思ったのは、普段の業務ではオートレフラクトメーターや検眼設備を使って検査してますが、それがまったくないこの活動の中で度数の決定をするということは、今迄培った引き出しを全て使い、多くの仮説を1つ1つ、質問や問診で排除していきこの環境で出せる最善の結論を短時間で出すわけで、その集中力は半端ではありません。だからこそ終わった時の感動が大きいのかもしれませんね。

 

ピーチャイ筆頭副住職から、感謝の記念品を頂きました。どうやってもらったら良いのか?迷った末の中腰です(笑)

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最後に今回もお世話になったピーチャイ師とワットパグナム塔の前で記念撮影でしたが、一日の疲れがだらしない着こなしにも出ちゃってますね(笑)

 

3年ぶりにタイ王国JTO-VG活動参加のご報告①

スファンブリ県 ワット・ターチャット寺院にて

 

富良野のお客様進呈していただいたメガネをはじめ、全国から2000本のメガネを持って三年ぶりにJTO-VGの活動に参加してきました。この活動は日本の有志メガネ専門店で設立したNPO JTO-VGが行っている活動で今年で18回目、私の参加は5回目となります。この活動はタイ仏教界、タイ赤十字社のご協力をいただいて献血、エイズチェックなどの活動と一緒に行われている事業で、その世話役となっているのが毎回随行していただいているバンコクにある大きな寺院、ワット・パグナムの筆頭副住職であるピーチャイ師。初日のバスの中での師からの御言葉で「タイ仏教界の公式行事」となっているということ、日本からの様々なボランティアは数々あれど、タイ仏教界の公式行事というのは稀だということを知りました。

10月28日 1日目 

スファンブリ県 ワット・ターチャット寺院

ワット・ターチャット到着時

喉かな川のほとりに立つ寺院には、予定の2時間を大幅に過ぎ、3時間かかって到着。「マイペンライ」というタイ人のおおらかさ?表すことばがあるように(遅れたりした人が待たせた人にいうことばで・・・気にするな!」という意味、日本では、あなたが云うか!!ってことになりますよね。さて、早くは6時から並んでいるというかたもおられるのに私たちを笑顔でお迎えしてくれました。

目の相談を受けて目的を聞き度数を決めていく
決まった度数のメガネから自分の好きなメガネを選びフィティング

日本のメガネ屋としては、理由はどうであれお客様を待たせた訳で、その申し訳ないという気持ちがスタッフの動きに表れ、素敵な夕日を観れる時間までかかりましたが、過去にもないほど充実したミッションとなり多くの方(約900人)お渡しすることができました。

途中お寺の婦人部の方達が作ってくれた昼食タイム。これがなかなか試練で1回目の参加の時にはお腹がこれでやられちゃたのは懐かしい思い出、すっかりお腹も丈夫になりました。(笑) いつものように酢っパ辛い料理、唐揚げは安全と思って食べたらバナナのから揚げだったり、いつもの事ですがタイ料理はなかなか味わい深いものです。

この日終了後現地お寺近くの水害のなごりがあり、土嚢の上を通らないと行けない食堂で蚊に刺されながらボランティアスタッフ全員で夕食件反省会を行いバンコクのホテルに着いたのは夜の10時過ぎ、当然バタンキュウ!!

2日目に つづく

 

 

 

 

日本-タイメガネボランティア

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【私「このメガネでみえますか?」

通訳さん「・・・・・・・」通訳してくれます

その返事に最初笑っちゃいました。

「ミエヘン、ミエヘン」

タイ語で見えないという言葉が「見えへん!!」って聞こえるのです】

 

所属するNPO-JTO-VGのミッションに、久々に参加することとなりました。

この活動は毎年10月~11月に行われているのですが

今年は10月26、27の2日間です。

毎年行きたいのはやまやまですが、

当然自費ですから、前回参加した2009年から4年ぶりに参加となります。

この活動はタイでは大きな国民の求心力をもつ仏教界と

タイの赤十字のご協力を頂いて行っている活動で

バンコクから数時間離れた田舎の御寺を主な会場に、毎年場所を変えて行われております。

できることなら、店並に視力測定機器を持ち込みやることが理想ではありますが

いろいろな法的にも制限がありあらかじめ作った老眼鏡を

現地の日本語学校の生徒さんや、留学経験のあるボランティアスタッフ

タイに在住歴の長いタイ語の流暢な日本人の方などの通訳で

度数を選んで、お渡しするというのがミッションです。

その見えた時に見せる満面の笑顔が忘れられなく

眼鏡を購入できない方のためにというより

この仕事って自分の天職なのかもしれないと

毎回気づき、また頑張れるいい機会となってて

今回も勇気づけられて帰ってこれると思います。

お客様の使わなくなった眼鏡を提供頂き、レンズは取替え、フレームをリフレッシュ

皆様の気持ちも一緒にお届けしてきます。